
大人気オンラインゲーム「
艦これ」のアンソロジーコミック初期の1冊。
老舗のサーバである「
横須賀鎮守府(略して
横鎮)」をサブタイトルにしているせいか、内容も充実で安定したものになっています。
個人的に気に言った作家さん・作品名は次の通りです。
津留崎優「提督と龍田さん」
安定した画力と内容の読みやすい作品です。絵師が龍田ラブなのか、提督と龍田の絡みが楽しく描かれています。
桃井涼太「長門さんは屈曲煙突かわいい」
公式4コマでおなじみの桃井さんの作品。ながもんならぬ、長門さんの煙突をネタにしたほのぼのもの。長門幼稚園?
今田秀士「夕張さんの憂鬱」
バリさんこと、夕張さんメインの作品。定番の夕張メロンネタ、軽巡でありながらスロット4(普通は3)による過積載ネタなど、定番ですが安心して楽しめます。ラストも良し。
ピアイ才「夕張改造計画」
ぽいぽいこと、夕張の改造二ネタ。そしてまさかのピアイ才。あの「
あまがみっ! (1) 
」での奇才ぶりを発揮。
今でこそ夕張改二ネタは当たり前ですが、なんと
改二が実装される前に描かれた点に注目。まるで予言したかのような…内容は相変わらずシュールというか。
他の作品も楽しめるものが多く(あくまでも個人差?)、横須賀鎮守府編のサブタイトルにふさわしい内容でした。